筆者はガジェットを頻繁に買い替えるタイプだ。なぜかって、自分にとって必要なら積極的に買い替えればいいと思っているから。ネガティブに言えば、ただ飽き性なだけかもしれないが。
しかし買い替えて良かったこともあれば、不満や悩みが解決しないパターンもあった。そんな経験のおかげで、ガジェットの買い替えは本当に必要なのか見極められるようになったと思う。
なので筆者がガジェットを買い替えるかどうか判断するとき、どんな視点で考えているか3つ紹介してみる。モノ選びの悩みが尽きない人は参考にしてほしい。
直感的に欲しいかどうか
「直感で決めるなんてアバウトすぎる」と思うかもしれないが、モノ選びで悩みやすい時代だからこそ直感は大事だ。
最近、筆者はO51Goというキーボードを直感で購入した。一般的なキーボードよりもさらにコンパクトなデザインが刺さったからだ。

本体がコンパクトで持ち運びやすい上に、ホットスワップのメカニカルキーボードなので自分好みのキースイッチとキーキャップを使える。そもそも筆者はコンパクトなキーボードの方が作業しやすいと感じていたため、直感で選んでもさして後悔しなかったのだろう。
すでに自分の好みや趣向が明確になっているのなら、直感で決めるのが最善かもしれない。ただし衝動買いしたり、実用性を無視したりと、向こう見ずな選択にならないよう注意しよう。
買い替えれば不満を解決できるのか
物を新しくすれば不満は解消されると思われがちだが、そうならないパターンもある。例えばテレワークで座っている時間が長いから、快適な椅子に買い替えたいとしよう。健康は大事だから、それに関わる物にお金をかける価値はあるかも。
しかし本質的な問題を見落としてしまうと、一向に不満を解消できないかもしれない。

もしも自分の体形に合った椅子の選び方ができていない、正しい座り方ができていないなど、根本的な問題に目を向けていなかったら?
つまり有用なものに見えても、ただ買えば解決できるとは限らない。まずは現状の物でなんとかならないか、じっくり検討してみよう。そこから買い替えが必要かどうか決めるのがおすすめだ。
過剰なスペックになっていないか
大は小を兼ねるというが、身の丈に合わないスペックを選んでも後悔するだけだ。筆者の場合、デザインや性能に惹かれてiPad Proを買ったことがある。確かに動作は快適だったが、やることと言ったらWebブラウジングや動画鑑賞だけ。
その程度の用途なら安いタブレットでも十分だったので、勿体ない使い方しかできず後悔した思い出がある。そうして後悔したガジェットは早々に売却していたので、今の自分に最適なスペックを選んだ方が満足度は高いだろう。

他にも筆者はスマートウォッチを持っているが、多機能な製品ではなくデザインで選んでいる。そこまで使いこなす気がないからだ。またスマートフォンもあまり性能を求めていないが、撮影が好きなのでカメラ性能だけこだわっている。しかしコンパクトなサイズ感が好きなので、そのバランスが取れている製品を選んだ。こういうのが最適な選択なのだろう。

とはいえ最適な選択というのは、その時の状況と経験値で変わるものだと思っている。失敗した経験が多いほど間違った選択を回避しやすくなるが、そうじゃない場合は判断が鈍るものだ。
どうしても悩む場合は、ChatGPTに相談してみるのも有り。自身の状況や悩みを共有したうえで質問すれば、意外と参考になる回答が返ってくる。もしくはXやYoutubeなどで製品の名前を検索し、ポストやコメントを漁れば有益な情報が手に入るかもしれない。
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