Xiaomi Pad 7は5万円台なのにハイエンド並みの性能や、優れたディスプレイとスピーカーを持っており、ユーザーからコスパの高さが評判だ。しかし実際のところiPadよりも買いなのか?疑問に感じる人もいるだろう。そこで実際にXiaomi Pad 7とiPad Air(第5世代)も所持している筆者が、Xiaomi Pad 7の方が使いやすいと感じる場面をまとめてみた。
製品概要

Xiaomi
タブレット
Xiaomi Pad 7

製品名:Xiaomi Pad 7
価格:54,980円(税込)
カラー:グレー、ブルー、グリーン
製品ページ:https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-pad-7/
コンテンツ消費におけるコスパが高い
タブレットの用途といえば、そのほとんどは動画鑑賞やゲームだと思う。iPadなら全体の品質が高いので、選んで後悔することは少ない。しかし価格の高さをネックに感じる人も多いはず。
その点Xiaomi Pad 7は5万円台で購入できて、3K解像度のディスプレイ、4つのスピーカーを搭載。立体感がありつつ明瞭なサウンドで、iPadに劣らない動画体験を楽しめる。
とりあえずiPadを買っておけば安心だと思うユーザーでも、Xiaomi Pad 7の映像を経験すれば認識が変わるはずだ。

実際に音質を聴き比べてみて、中音から高音はiPadの方がクリアに聴こえるが、低音の迫力はXiaomi Pad 7の方が勝っている印象。いずれにせよ音質のレベルはどちらも優秀だ。
それにXiaomi Pad 7はほとんどの動作がスムーズなので、iPad以外のタブレットを使ったことがない人でもストレスはないはずだ。動画視聴のためにiPadを買うより、Xiaomi Pad 7を買った方が満足できるだろう。
純正キーボードが使いやすい
シンプルな話、Xiaomi Pad 7のキーボードは打鍵感が良い。Xiaomi純正キーボードはノートPCと同じ、シザー構造を採用している。薄型のキーでありつつ確かな反発力があり、軽快なタイピングが可能。感覚としてはSmart Keyboard FolioよりもMagic Keyboardに近い打鍵感だ。ゆえに長文を打ち込みたいときでも、スムーズな指の動きでタイピングできるのがメリット。

一方でSmart Keyboard Folio はXiaomiと比べてキーの感触が薄すぎるし、反発力がほとんどない。悪く言えばキーボードを叩いている感覚があまりないので、好みが分かれやすいだろう。慣れれば気にならなくなる打鍵感だが、おそらく初見ならほとんどXiaomiのキーボードを気に入るはず。
それにキーボード自体の価格もXiaomiの方が安いので、こういうところにもコスパの高さを感じられる。

Xiaomi
Xiaomi Pad 7/Pad7 Pro Keyboard
White

WindowsやAndroidスマホとの連携
AndroidはWindows機との親和性が高いため、ファイル共有もスムーズだ。Quick Shareでワイヤレス転送ができるため、Appleデバイス的な連携力を発揮できる。


ちなみにXiaomiのスマートフォンと組み合わせれば独自機能も使用可能。例えばスマホの画面をタブレットに表示したり、クリップボードや通知の共有もできる。ほぼAppleのエコシステムと同じような機能を実現できるのだ。iPadでテキスト共有を経験したことがある人なら、Androidタブレットでも同じ機能が使えることの凄さを理解できるはず。
なのでAppleではなくWindowsやAndroidを好むなら、Xiaomi Pad 7を選ぶ利点は大きいだろう。


iPadは高すぎと感じるなら、Xiaomi Pad 7がおすすめ
コンテンツ消費でiPadを買おうと思っても、最新のAirは9万円前後。通常モデルのiPad A16がXiaomi Pad 7の対抗馬になるが、コスパの高さはXiaomi Pad 7に劣るだろう。iPad A16は最安モデルのストレージが128GBなのに対し、Xiaomi Pad 7は256GBもある。
スピーカーの数やディスプレイ解像度もXiaomi Pad 7の方が上だ。コンテンツ消費用タブレットとして使うなら、Xiaomi Pad 7が有利だろう。ただしXiaomi Pad 7に搭載されているHyperOSは一部アプリが不安定、ゲームが正しく動作しないといった声もある。やはりiPad OSの方がまだ一歩先をリードしているのだろう。
やりたいゲームがHyperOSでもちゃんと動作しているか、事前に調べておくといいかもしれない。
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タブレット
Xiaomi Pad 7
