ストリートファイター6が人気の中、HORIの製品を求めている人も多いだろう。なぜならHORIが手掛けるアーケードコントローラーはお手頃価格な上に、アーケードコントローラーを販売している数少ない国内メーカーだからだ。そんなHORIだが、レバーレスコントローラーはまだ販売してい。しかし東京ゲームショウ(以下、TGS2024)のHORIブースを覗いてみたら、開発中のレバーレスコントローラーが展示されていた。実際に操作してみたので、詳細を伝えていこう。
ブース概要
日経BP
東京ゲームショウ2024
ブース名:HORI
ブース番号:07-N13
シンプルかつカスタマイズ性の高さが魅力
HORIのブースはホール7・8にて展示。「コーエーテクモゲームス」の裏側に位置しているので、とりあえずコーエーを目指せば辿り着くだろう。
ブースのど真ん中に開発中の新製品が並んである。ショーケースの中にあるのが新作レバーレスコントローラーだ。その横にはファイティングコマンダーの新作も置いてある。
実機はストリートファイター6を遊びつつ触れるので、試しに触れてみた。まず押し心地は軽めで、押したときの音はあまり聞こえなかった。おそらく静音仕様になっているのかもしれないが、会場では他の音がうるさいので分かりづらい。とはいえメカニカルスイッチを付けているようなので、自分で外して他のキースイッチにも変えられるとのこと。静音性の高いキースイッチにすれば打鍵音も気にならなくなるだろう。
筆者はレバーレスコントローラーでスト6をプレイしているが、今回初めて使ったHORIのレバーレスコントローラーでも操作しやすいと感じた。感触としてはRazerの「Kitsune」に近いような。昇竜拳やSAコマンドなど複雑なコマンドを入力してみても、他のコマンドに化けることはなかった。筆者の入力は割と雑なので、それを踏まえると良い感触だ。
また薄っすらと丸くなっている箇所があるが、そこにボタンを増設できる模様。昨今のレバーレスコントローラーはボタンカスタマイズが主流となりつつあるので、HORIの製品でもそれができるのは嬉しい。いずれにせよまだ開発中なので、公式の発表が出るまで楽しみだ。
価格についてスタッフに聞いてみたところ、なるべくコスパの高い価格にしてくれる模様。1万円台で販売されれば、初心者の方にもおすすめしやすいレバーレスコントローラーとなるだろう。
ファイティングコマンダーの新作も開発中
当サイトでも取り上げたことがあるファイティングコマンダーだが、なんと新型を開発しているとのこと。デザインはまだ試作段階といった感じで、ボタン配置を見たところファイティングコマンダー OCTAのPlaystation 5版とPC版を融合させたかのような配置だ。
さらに背面ボタンも配置されており、操作性の向上を期待できる。実際に背面ボタンをどう活かせるか分からないが、ゲームパッドを使っているユーザーは試してみる価値があるだろう。
コードが着脱式となっているところも地味に嬉しいポイント。使わないときは収納しやすい。イヤホンジャックも搭載し、気軽にオーディオを切り替えらえれる。
また、HORI製品のカタログやオリジナルうちわも配布している。開発中の製品についてはスタッフが解説してくれるようなので、気になる人はHORIブースに足を運んでみてはいかがだろうか。
TGS2024は、2024年9月26日から2024年9月29日まで幕張メッセで開催中だ。
その他の出展ブースについてはこちら
ギャラリー
日経BP
東京ゲームショウ2024