「ゲーミングPCを置くならどんな部屋にしたいか」「実際に最新のゲーミング環境を体験してみたい」。こうした思いを持つゲーマーやPC愛好家は多いのではないだろうか。そんな方におすすめのイベントが、現在ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにて開催中だ。
MSI主催の「カスタムPCショールーム 2025」は6つのテーマ別ゲーミングルームが再現されており、MSI以外にも複数メーカーが協力することで、家具や周辺機器などを含めた部屋のトータルコーディネートを見ることができる。2025年4月26日から4月27日までの2日間限定で開催し入場料は無料。
イベント概要

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イベント
カスタムPCショールーム 2025

イベント名:カスタムPCショールーム 2025
開催期間:2025年4月26日(土)~4月27日(日)
開催場所:ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
入場料:無料
「カスタムPCショールーム 2025」では6つのテーマルームを用意
「カスタムPCショールーム 2025」は、“カスタム趣味性x 見る・触る・体験する”というスローガンのもと、ゲームとリアルライフを紐づける快適なカスタムPCと、ゲームに熱中できるルームコーディネートをコンセプトとした期間限定イベントだ。
クリエイターやカップルなど、様々なシーンを想定した全6室のテーマルームが用意されておりイベント期間中、参加者は気になるルームを自由に見学・体験できるようになっている。今回onesuite編集部では現地に赴き取材を行ってきたため、読者の皆様にその一端を紹介していこう。
創作活動とゲームプレイを両立する「クリエイタールーム」
クリエイタールームは、ゲームプレイだけでなくイラスト制作などクリエイティブ活動も行いたいユーザーのために設計された空間だ。

特にゲーミングインテリアメーカーBauhutteが手がけるチルト機能付きデスク「SAチルトデスク」とそこに設置されたWacomの液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 17」が目を引く。机自体が傾斜することで猫背を防止し、より長時間でも快適にイラスト制作に打ち込めるということだろう。

また併せて用意されたMSI製のウルトラワイドモニター「MPG 341CQPX QD-OLED」は、ゲーミングモニタージャンルながら、DCI-P3 99%の広い色域とΔE≤2という高い色再現性も持ち味の一つ。ゲームだけでなく色が重要なクリエイティブ分野でも問題なく活躍してくれるはずだ。

二人で楽しむゲーミング空間「カップルルーム」
カップルルームは、パートナーと一緒にゲームを楽しみたいカップルのための空間だ。二人並んで座れるデスク配置と、それぞれのゲームプレイスタイルに合わせたセットアップが特徴となっている。ブラックを基調としシックにまとめたデスクと、ホワイトを基調に可愛くまとめたデスクの2つを見ることができるが、実は大きな構成アイテムは変わっていない。色味や小物だけでここまでイメージが変わるのは個人的には驚きだ。


またここで注目して欲しいのが「電動ゲーミングベッド」。文字通り寝たままゲームができるよう設計されたベッドで、背もたれを起こせば座椅子がわりに、倒せばそのままベッドにと、ある意味快適すぎるゲームプレイを実現してくれるアイテムだ。カップルルームと言いつつも、一人暮らしでも十分参考になる展示のため、理想のゲーム部屋を追求したい方は要チェックだ。


「レーシングゲーミングルーム 」で本格的なドライビングシミュレーションを
レーシングゲーミングルームは、レーシングゲームを本格的に楽しむための専用空間だ。MOZA Racingのステアリングコントローラーや「アルピーヌレーシングコックピット」などを組み合わせることで、本格的なレーシングシミュレーターを構築。実際のドライビング感覚に近い体験が可能だ。



シミュレーターは2機用意されており、ウルトラワイドモニター「MPG 491CQP QD-OLED」を使用したパターンと、3枚のモニターを使用したパターンが用意されているため、どちらのレイアウトであっても参考になるだろう。

没入感と快適さを追求する「ゲーミング防音ルーム」
ゲーミング防音ルームは外部・内部の音を遮断し、ゲームへ完全に没入できる空間だ。壁面に吸音材を施し、周囲の雑音を遮断することで、ゲームのサウンドエフェクトや音楽に集中できる設計となっている。また近年ではゲーム中、ボイスチャットをONにしている方や配信者として活動している方も多いはず。こうした防音ルームがあれば深夜でも同居する家族や近所の目を気にせずゲームに没頭できるはずだ。

室内には2枚のモニターとマウス・キーボードなどの周辺機器、GENELEC製のアクティブスピーカー「G One」、マイクなども設置。外から見た際よりも内部空間が広く取られていることがよくわかる。防音ルームを検討中で、サイズ感を確認したい方はぜひ中まで覗いてみて欲しい。

ファン必見、MSI製品で周囲を固めた「MSIゲーミングルーム」
MSIゲーミングルームは、周囲をMSIのゲーミング製品で固めたまさにMSIファンのための空間だ。

L字型のデスクにはそれぞれMSI製PCパーツで組まれたデスクトップPCと、同じくMSI製のノートPC「Vector 16 HX AI A2XW」をそれぞれ設置。用途としては配信用のメインPCと持ち出し用のノートPCという使い分けだろうか。またデスクトップ前にはどこでもゲームがプレイできるハンドヘルドPC「Claw 8 AI+ A2VM」も置かれ、理想のゲーム空間といった雰囲気だ。



付近のキャビネットに置かれたラッキーくん&MSIグッズにはあまり見かけないものもあり、そうした意味でもファン必見のルームと言える。

バーチャルキャラクターになりきる空間「Vtuber体験ルーム」
Vtuber体験ルームは、ルームというには少々オープンな空間だが、その名の通りバーチャルYouTuberになることができる。画面に映ったアバターがこちらの動きに合わせて動作するほか、YAMAHAのオーディオミキサー「ZG01」を通しマイクを接続。外部ソフトを介してピッチやフォルマントが調整できるようになっておりボイチェンも可能だ。筆者が体験すれば、文字通り”バ美肉”状態になる。


さらに設置されたElgatoの「Stream Deck」には、アバターの表情や髪型、服などが登録されているため、「配信しながら衣装や表情を切り替えていく」というあるあるな動作も真似することができる。普段目にすることがない配信の裏側に近い体験ができるため、これからVtuber活動を始めたい方や、単純に興味がある方はぜひトライして欲しい。

カスタムPC組み立て体験とお得なスタンプラリーで楽しみを拡大
イベント会場ではテーマルームの体験だけでなく、「カスタムPC組み立て体験」コーナーも設置されている。実際のPCパーツを手に取り、MSIが取り入れているEZ DIYに基づいた組み立てを体験可能だ。従来のマザーボードとEZ DIY対応マザーボードが並べられているためその差がわかりやすく、一度体験すると「次はEZ DIY対応にしよう…」となるのはまず間違いない。


加えて、イベントを盛り上げる企画として「スタンプラリー」も開催。参加方法は簡単で、上述のカスタムPC組み立て体験に加え、最新グラフィックスカード「RTX 50 series コーナー」でのクイズ参加、そしてイベント会場内で”映え”スポットを見つけて写真を撮ることでそれぞれスタンプがゲットできる。その後は会場内に設置された抽選カウンターに向かえばOKだ。



ちなみに景品はかなり豪華で、A賞はなんと「POWERED BY MSI STORM 幻界」というゲーミングデスクトップPC。そのほかにも協力メーカーのマイクスタンドやスピーカー、ステアリングコントローラー、はてはCPUなど充実した内容になっている。そして残念ながら外れてしまった場合でも、参加賞として今回のイベントに合わせて作成されたオリジナルトートバックがもらえるため、参加するだけでもかなりお得なスタンプラリーだ。もちろん数に限りがあるので、気になる方はなるべく早くイベントに足を運んで欲しいところ。


理想のゲーミング環境発見の場として楽しめる特別イベント
「カスタムPCショールーム 2025」は、ゲーミングPCの性能を体験するだけでなく、それらがどのような空間で活かされるのかを具体的にイメージできるイベントだ。様々なライフスタイルに合わせたテーマルームを通じて、自分に最適なゲーミング環境のヒントが得られるだろう。
開催場所も秋葉原駅すぐのヨドバシカメラAkiba店頭になるためアクセスは容易で、この週末にアキバにいく予定がある方なら気軽に寄ることができるはず。ゲーマーやクリエイター、PCに興味のある方は、ぜひ足を運んでみて欲しい。
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カスタムPCショールーム 2025

出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋