このところ世界大会にカードゲーム、スマホアプリと盛り上がりを続けるポケモン界隈。左記に加え今年はアニポケでついにサトシの冒険が終わりを告げ新主人公の抜擢が決まったり、名探偵ピカチュウシリーズの新作などかなりニュースの多い一年だったのではないだろうか。
そして今年も残りわずかとなってこのタイミングで飛び込んできたのが、昨年も実施されたポケモン×ミスタードーナッツのコラボ情報だ。
詳細についてはonesuiteでも記事が上がっているためそちらを参照いただきたい。
実は筆者、昨年行ったコラボの際は気づくのが遅れ、ドーナツの方は食べれたもののグッズについてはゲットできなかったという苦い過去がある。しかし今年は発売前にキャッチ出来たのだからこれはもう行くしかないのだ。
「すやすやブランケット」と5種類のドーナツコンプを目指して最寄りのミスドへ
さて如何にして目的のグッズを手にし、ドーナツコンプを目指すかといえば方法は簡単。発売当日の開店時間と同時に入ればまず買い逃すことはないだろう。そんな浅はかな戦略からド平日の午前10時、午前中の業務にサヨナラバイバイした筆者は愛用のマッハ自転車(アイコンのバイク)を飛ばしてミスタードーナッツへと足を運んだ。筆者はタイプ:ワイルドである。
まずは店先で問題なくコラボ商品が扱われているかを確認。どうやらリリース通り今日から販売されている様で、今回筆者が目的にしていたブランケットもきっちり存在が確認できる。目的のグッズとドーナツ5種をゲットした筆者は一息入れた後、ホクホク顔で帰宅することにした。
ポケモンたちが各所にあしらわれた可愛らしいデザイン
まずは多くの人が気になっているであろうドーナツから…と行きたいところだが、既にパッケージや紙袋から可愛らしい。筆者としてはドーナツが各所に散りばめられた通常のパッケージも好きなのだが、これだけ力の入ったデザインだと紙袋や箱も保存しておきたくなってくる。
「ポカ〜ンとのんびりなら、なぜカビゴンが…?」と思ったもののすぐに思い当たった。これはポケモンスリープを意識しての事だろう。中に入っていた袋と化粧箱の側面には答え合わせとばかりにポケモンスリープの広告が。
そして箱を開けると、カビゴンに抱かれたコダック・モンスターボール型のドーナツが!
ちなみにこの化粧箱は、コラボドーナツをグッズセットもしくはおこさまグッズセットで購入することで付属してくるようだ。筆者のように複数個購入した場合はどれを入れるか選ばせてくれるので、好みの組み合わせを伝えよう。ちなみに今回はコダックが新商品なのでモンスターボールにコダックを入れるイメージで合わせてみた。
全部をお皿に並べてみるとこんな感じ。こうしてみると若干不穏な気配…
食べられてしまう前に彼にはボールにお戻りいただこう。
ポケモンコラボドーナツの見た目や味をチェック
さてカビゴンをボールに隔離したところで、ここからはそれぞれのドーナツについて紹介していく。まずは看板ともいえるサトシの相棒、ピカチュウ ドーナツからだ。
3種類のチョコが楽しめる「ピカチュウ ドーナツ」
ふんわりとしたイースト生地にチョコホイップを入れ、ピカチュウの特徴でもあるツートンカラーはカラメルカスタード風味チョココーティング、愛らしい目と頬はチョコレートで表現されている。
食べてみて驚いたのは、意外にもしっかりとそれぞれのチョコレートの”味”が分かれていることだ。コーティングのカラメル風味のチョコレートはどこか懐かしいプリンチョコを思わせ、内部のチョコクリームは舌触りも滑らかなミルクチョコレート、頬のマーブルチョコはカリっとした食感が楽しく、すべてがチョコレート味ながらそれを感じさせない。ドーナツ本体のもふわふわと柔らかく、ひとやすみのオヤツにピッタリだ。
ホイップクリームが定番の味わいをつくる「コダック ドーナツ」
「ピカチュウ ドーナツ」によく似た中身をしている「コダック ドーナツ」。こちらもふんわりとしたイースト生地で、特徴的なコダックの色をカラメルカスタード風味チョコとホワイトチョコで表現しているとのこと。「ピカチュウ ドーナツ」との大きな違いは中にホイップクリームが使われている点だ。
イースト生地とホイップクリームの掛け合わせでピンと来た人は、間違いなくミスタードーナッツ好きな方だろう。そういつもミスタードーナッツを食べている人は知っているこの味は「エンゼルクリーム」だ!もちろん表面のチョコレートコーティングやトサカの部分もしっかりと感じられるので、実質強化版エンゼルクリームと言っていい。愛され続けるあの味がコダックの可愛らしいデザインと共に楽しめるドーナツだ。
酸味のあるストロベリー風味の「モンスターボール リング」
ポケモンといえば欠かす事が出来ない超重要アイテムであるモンスターボール。「モンスターボール リング」では、その紅白の特徴的な外見をストロベリーチョコとストロベリーシュガー、ホワイトチョコレートを使って表面をコーティングすることによって表現している。
割ってみると分かり易いのだが、この「モンスターボール リング」は今回のコラボドーナツの中で唯一中にクリームなどが含まれていない。そのため他のドーナツに比べて甘みが強くなく、酸味の効いたストロベリーシュガーも相まって比較的さっぱりといただくことが特徴だ。また上半分の赤いエリアと下半分の白いエリアで全く味が異なるので、2種類の味を同時に楽しめるちょっとお得なドーナツともいえるだろう。
ココアシュガーでビターな「カビゴンのまんぞく チョコ&ホイップドーナツ」
「カビゴン」の大きなおなかをイメージした、ふんわり食感のシュー生地にチョコホイップとホイップクリームをサンドして、ココアシュガーで仕上げた「カビゴンのまんぞく チョコ&ホイップドーナツ」。表面にたっぷり振りかけられたココアシュガーが印象的なドーナツだ。
フワフワとしたシュー生地と2種類のホイップクリームなのでかなり甘口かと思いきや、上にかかったココアシュガーがしっかりビター。記事とホイップが優しい甘さなのも相まって飽きにくく、写真のようなブラックコーヒーよりはカフェオレやミルクティーと相性が良さそうだ。これなら甘いものが得意じゃない人でも食べやすいかもしれない。
クリーミーなカスタードが魅力の「カビゴンのまんぞく カスタード&ホイップドーナツ」
「カビゴン」の大きなおなかをイメージした、ふんわり食感のシュー生地にカスタードクリームとホイップクリームをサンドして、ドーナツシュガーで仕上げた「カビゴンのまんぞく カスタード&ホイップドーナツ」。名前の通り上のチョコ&ホイップドーナツの別バージョンだ。
味の方向性としては「エンゼルフレンチ」「ストロベリーカスタードフレンチ」に近い。一方で同じシュー生地採用のドーナツではあるものあちらの方がフワフワとしており、こちらはモッチリ感が強く感じる。おそらく形状の差がこの食感を生んでいるのだろう。またチョコレートコーティングが無いためかよりカスタード風味がしっかりと感じられるため、カスタードの濃厚な味わいを感じたい方にオススメだ。
「すやすやブランケット」は超フワフワで手触りが良い
さてドーナツを食べ終わった後はお昼寝の時間だ。コンセプト通り「ポカ〜ンとのんびり、ひとやすみ。」とさせてもらおう。ここで活躍するのが、今回筆者のメイン目的でもあった「すやすやブランケット」だ。
大きさは横約1000×縦約680mmとブランケットとしてはちょうどいいサイズ。大柄な男性だとすこし厳しいかもしれないが、女性や子供であれば肩から掛けてすっぽりと上半身を覆う事が出来るだろう。
また店頭でサンプルを触った時から気づいていたのだが、このブランケットとんでもなく手触りが良い。まず表面がフワッフワで撫でればスベスベ、指を通せは柔らかな毛の一本一本が指の間を抜けていくのがわかる。ドーナツ付属のブランケットがこんなにクオリティ高くて大丈夫か⁉と逆に心配になってしまうレベルだ。
加えてギミックも仕込まれており、右上のモンスターボールについたジッパーを開き、ブランケットを畳んでいくと…
こんな感じで綺麗にモンスターボールに全部収まる仕組みになっている。ブランケットは畳んだとしても意外とかさばるため、こうして小さく収まるギミックは持ち歩きに重宝する。これならお出かけなどに持っていっても良さそうだ。
「ミスド ポケモン ポカ~ンとコレクション」は数量・期間限定!気になる人はミスドへ急ごう
というワケで発売初日に店舗へ駆け込み、早速レビューしてみたがいかがだっただろうか。コラボドーナツはどれも美味しく、目的のブランケットも非常に出来が良かったため筆者的には大満足の結果となった。
ちなみに筆者では使いどころが無さそうだったので今回は見送ったのだが、ブランケット以外にもお弁当箱や子供用のポーチなども用意されている。どちらも可愛いデザインのため、気になる方はコンプを目指しても良いかもしれない。
今年もポケモンコラボは数量・期間限定のため、特にグッズが欲しい方は昨年の筆者のようにならぬよう、今すぐミスタードーナッツへ向かう事をオススメしたい。
みんなもポケモンGETだぜ!