iPadの利用シーンは、外出先での創作活動や学習など、ますます多様化している印象だ。実際筆者自身もイラスト・レタッチ用やモバイルモニターとしての用途が多く、ある種タブレットらしい手に持って使うことはほとんど無い。そうなると必然的にスタンドが必要になるのだが、既存のスタンドは、薄型軽量なものは高さが不十分で、高さのあるものは持ち運びに不向き…
そんな筆者が正に求めていたような製品が、MOFTから登場した。折り紙にインスパイアされたiPadスタンドで、その名も「MOFTダイナミックフォリオ」。2025年6月末より発売予定で、現在Makuakeにてプロジェクト実施中だ。記事執筆時点の最安支援価格は5,680円(税込)から。
製品概要

MOFT
iPadスタンドカバー
MOFTダイナミックフォリオ

製品名:MOFT ダイナミックフォリオ
価格:
Mini:4,180円(税込)から
11インチ:5,580円(税込)から
13インチ:6,980円(税込)から
発売時期:2025年6月末予定
プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/moft-dynamic-folio/
首の負担を軽減する高さ調整機能
本製品最大の特徴は、最大7.5cmの高さまで対応する「フローティングモード」を搭載している点だ。MOFT特有のパタパタと折りたたむことで変形する構造を採用しており、収納時は紙のように薄型なのに、使用時にはある程度高さのあるスタンドへと変化する。

縦横の回転や角度調整が片手で可能で、イラスト作成から動画視聴まで、様々な使用シーンに柔軟に対応するとのこと。首への負担を軽減し、長時間の作業でも快適に使用できそうだ。

2台のデバイスを効率的に配置
従来のiPadスタンドにはなかった機能として、スマートフォンの同時設置に対応。iPadでの作業中にスマートフォンの通知確認や操作が必要な場合でも、視線移動を最小限に抑えられる。またスマートフォン側に資料を出しながらのイラスト制作や、オンライン授業・MTGなどにも活用できそうだ。


さらに20種類以上の置き方が可能で、縦横問わず対応可能。個人的には横置きで使うことが多いが、電子書籍などを読む方なら縦置きも便利そうだ。筆者が現在使っているスタンドは基本固定の角度にしかできないため、それだけでも用途が広がりそうである。


キズに強い外装&3種類のiPadに対応
外装には独自開発のMOVAS™ヴィーガンレザーを採用。高い耐久性と環境への配慮を両立し、長期使用でも美しさを保てる設計とのこと。加えてグラスファイバー構造との組み合わせにより、軽量性と安定性も兼ね備えているという。サイズ展開はiPadに合わせて、mini/11 inch/13 inchの3種類が用意されており、現状販売されているiPadシリーズであればどれでも装着可能だ。

ちなみにカラーバリエーションは「ストーングレー×サファイアブルー」「ジェットブラック」「ミストブルー×ミスティグレー」の3色。基本的に落ち着いたカラーリングのため、どの色のiPadに合わせても大きくミスマッチになることは無いだろう。
使用シーンに合わせて高さと角度を自在に調整できる薄型スタンド
MOFTダイナミックフォリオは、収納時の薄さと使用時の高さ調整を両立させたiPadスタンドだ。20種類以上の置き方が可能なほか、Apple Pencilユーザー向けに専用のペンフォルダーもオプションで用意。これさえ有れば、iPadの活用方法が広がること間違いなしのアイテムとなっている。
個人的に「惜しいな」と思うのは側面はカバーしてくれない点で、MOFTのコンセプトには反するが、用途的にはカバーして欲しかった。それでもこの薄さで使えるタブレット用スタンドは中々無いため、大きなデメリットではないはずだ。
デスクワークやクリエイティブ作業などで、iPadの使用時間が長いユーザーは是非チェックして欲しい。
ギャラリー









MOFT
iPadスタンドカバー
MOFTダイナミックフォリオ

出典:プロジェクトページ
記事内画像は同ページから抜粋